小笠原友紀子さんに聞く、トップネイリストであり続けるための5箇条

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ネイルを長く楽しみながら地爪の健康もケアしていく【ネイルプロテクト】。キレイ/ネイルでは、この新しいコンセプトをテーマに、ネイルのお悩みを解消する注目の製品情報や、ネイルプロテクトを実践する業界のプロフェッショナル、ネイル好きの著名人のインタビューなどをお届けします。

今回ご登場いただくのは、東京都仙川の人気ネイルサロン「Nail Salon Felicia」代表・小笠原友紀子さん。数々のコンペで入賞し、ネイルケア部門でも何度もチャンピオンに輝いた小笠原さんは、ネイルケアの第一人者として有名です。サロンワーク以外にもケアアイテムのプロデュース、オンラインサロン運営、プロ向けセミナー講師など、常にネイル業界の最前線で活躍し続けています。業界トップを走り続ける小笠原さんに、ネイリストとして大切にしていることや今後の目標など、さまざまな角度からお話を伺いました。

その1
技術だけではなくプラスアルファのサービスを

うちのサロンでは甘皮をふやかしてから取り除くウォーターケアが人気で、9割くらいのお客様がジェルネイルのオプションでつけてくださいます。10〜15分くらいのケアですが、「リラックスできて気持ちいいし、仕上がりもキレイ」と喜んでいただけていますね。お客様には技術だけではなく、プラスアルファとなるような癒し時間をサービスしたいと思っているので、好評なのは嬉しいです。

ウォーターケアというと、ぬるま湯を入れたフィンガーボウルに指先だけ浸けるのが一般的ですが、うちでは大きめのボウルにたっぷりのお湯を入れて、手を全体温めてもらうのが特徴です。手首から指先まで浸かる手のお風呂みたいなケアなので、血行も良くなって健康な爪が育ちやすいし、やさしく甘皮をケアできるのがメリットです。アロマが香るバスソルトも一緒に入れるので、香りによる癒し効果もあります。目の前のお客様に喜んでいただけることを考えているからこそ、リピートしてくれるのかもしれませんね。

その2
ネイルケアの重要性を啓蒙していきたい

爪を丈夫に、健康にしてくれる唯一の方法が、ネイルケアです。ネイリストの良し悪しというと、アートの上手さなど爪を飾るイメージが先行しがちですが、本来は土台の爪そのものを整えることが、ネイリストの大切な仕事だと思っています。ネイルケアをせずに、ガサガサの爪にネイルをしてもキレイに見えませんよね。

ひと昔前は、ネイルケアは当たり前にやっていることだったんですけど…。時代の流れとともに、ネイルサロンの価格競争が始まって回転率重視になったことで、大事なネイルケアをおろそかにするようになったサロンが増えてしまいました。血管ギリギリのところにある甘皮をマシンやニッパーでとるので、リスクもあるし、時間もかかるイメージがあるので、省かれてしまっているという残念な事情があります。でも、きちんとした技術を習得すれば、そんなに時間もかからないし、お客様にとってもネイルの持ちが良くなって喜ばれるはずなんです。

ネイルケアなしのカラーって、お顔にたとえるとスキンケアなしでお化粧しているようなものなので、これからもネイルケアの大切さを啓蒙していきたいですね。

その3
ネイルケアの第一人者ならではのこだわりアイテムを監修

ネイルケアを第一に考えている私にとって、昔からニッパーやプッシャーでのケアは当たり前のことなので、道具はとても大切で特別なものです。そこで監修させていただいたのが、ニッパーで有名な「光」さんとのコラボアイテムでした。

ニッパーは、通常のものより刃の角度はフラット、刃先は薄くてシャープなので、サイドラインなどより細い箇所に入りやすく、ルースキューティクルまでよく取ることができます。グリップ部分もマットなので滑りにくく、手にフィットしやすいサイズ感にもこだわりました。

プッシャーは、爪にはりついているルースキューティクルを剥がす大事な役割がありますが、ネイルプレートを傷つけずに剥がしやすい絶妙な鋭さを実現しました。

どのアイテムも愛用してくださっているプロのネイルリストさんたちから好評で、切れ味はもちろん、これまでにない仕上がりの美しさにご満足していただけているようです。爪そのものの健康や土台作りを大切に、しっかりとケアをしたネイリストさんのお役に立てるアイテムとなれば嬉しいですね。

その4
スペシャリストを招いての勉強会を開催

うちのお客様は、ネイルに求めるクオリティが高いため、接客や技術面でご満足していただけるよう、ベテランネイリストといえども日々の勉強は欠かせません。そのため最新の技法を学んだり、スキルをブラッシュアップしてもらえるように、定期的にお店で勉強会を設けています。

ときには外部から講師を招くこともあって、カラーが得意な先生をお呼びして、カラーの勉強会をやったこともあります。先日は埼玉と仙台のサロンさんと合同の練習会を開催したんですが、やはりその道のプロから学べるのはとても刺激になりましたね。私はネイルケアの講座を担当し、他のサロンの先生には接客&マナー講座、アートのセミナーをやっていただきましたが、それぞれのスペシャリストから得意とする技術を学ぶことは、ネイリストたちにとってもいい刺激になったと思います。うちのスタッフたちも、学びが深まるだけではなく、気持ちも新たに取り組んでいるようでした。

その5
これからは私を育ててくれたネイル業界に恩返しを

スタッフには気持ちよく、長く働いてもらいたいと思っているので、それぞれに合わせた働き方をサポートするようにしています。プロとしての高い技術を持っていることは譲れませんが、そこをクリアした上で、子育て中のスタッフには仕事との両立ができる環境を整えてあげたいし、将来ネイルの指導者を目指しているスタッフにはどんどん経験を積ませてあげたいですね。本人がどうしたいのか、ライフステージに合わせた希望を尊重しながら、スタッフそれぞれに合った指導をするよう心がけています。

スタッフが育っていく姿を見るのは自分のことのようにすごく嬉しいし、私ができることは全力でアシストしたいので、技術は惜しみなく伝えているつもりです。勉強会を設けているのも、私がカバーできない分野は、外部講師から最高の技術を学んでほしいと思っているからなんです。これまで私が育ててもらったネイル業界に恩返ししたいという思いで、次世代の優れたネイリストを育てる活動にも力を入れています。

〈チタネイル プロ〉を使ってみてどう?
ネイリストのリアルな本音に迫る!

〈チタネイル プロ〉の凄さは、ジェルネイルがどうしても浮きやすい方や硬化熱を感じやすい方に使った時ですね。ネイルが浮いてくると、自分でベリッと無理やり剥がしたりする方もいて、爪の一番上の層も取ってしまわれたり…。爪が傷む原因になるのでやめていただきたいのですが、そもそもジェルが浮かなければいい問題でした。また、硬化熱を感じやすい人は我慢していただくしかありませんでしたが、〈チタネイル プロ〉を塗ることで熱さが軽減し、ネイリストの技術だけではカバーできない問題を解決してくれるので助かりますね。

施術者として実感するのは、ジェルの塗りやすさです。ベースに凹凸がなくなるからか、筆の運びがスムーズでキレイに塗れます。結果、ベースが美しく作れるので、早く仕上げられるようになったのも大きなメリットですね。カラーの見た目の美しさにも影響してくるのかなと思います。

【サロン情報】
Nail Salon Felicia

接客から技術力までワンランク上のおもてなしで、リピーターが続出のサロン。折れやすい爪や二枚爪や、指先の乾燥に悩んでいる人におすすめしたいハンドケアメニューが大人気。土台となる爪のケアを丁寧に行うことで、アートも美しく、ネイルの持ちも良くなります。
東京都調布市仙川町1-14-54 第59東京ビル3F 

Profile
小笠原友紀子さん

「Nail Salon Felicia」代表。JNA本部認定講師、ネイルサロン衛生管理指導員の資格を持ち、数多くのネイルケアコンテストで受賞。光ニッパーTiara by Feliciaをプロデュース。サロンワークのほか、国内外で多くのセミナー講師として活躍し、プロのネイリストからの支持も高い。

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